「日本語が上手ですね」にどのように返答していますか?
皆さんは、ビジネスの場で「日本語がお上手ですね」と言われたことが多々あると思います。どのように答えていますか? お客様から好印象をもたれる返答のヒントをお伝えします。
【3つのパートに分けて返答します 】
1. 御礼のことばを返す。
2. どのように日本語を学んだかを簡単に述べる。
3. 今後の協力依頼をする。
パート1. 御礼のことばを返す。
「ありがとうございます」
上手だと言われたら、間をあけずに、「ありがとうございます」と返しましょう。ほめられて、照れる必要はありません。どんな状況でも、誰に対しても、「ありがとうございます」でOkです。
「いえいえ」や無言でいるのは、ビジネスコミュニケーションとして、効果的とはいえません。
お客様と会話する時間がない場合は、「ありがとうございます」と一言お伝えするだけで充分です。一方で、面談後のお見送りの際や会食の場など、会話を続ける余裕がある場合には、その後のやり取り(パート2・パート3)へとつなげていきます。
パート2. どのように日本語を学んだかを述べる。
どこで、何年学んだかについて、簡単に述べます。
例1「〇〇大学で、4年ほど日本語を勉強しました。卒業してからすぐに日本企業に入りまして、丸5年になります」
例2「〇〇大学の日本語学科で日本文学を学んでいたときに、〇〇大学に留学しました。そのあとN1を取ることができました」
例3「通訳になって7年になります。日本の〇〇大学に留学したときに、日本語を本格的に学びました」
パート3. 今後の協力依頼をする。
ビジネスコミュニケーションですので、ビジネス上の付き合いが円滑にいくこととを念頭に、会話を進めます。
例1「まだまだ、不勉強で、おかしな日本語を使うこともあるかと思いますが、よろしくお願いします」
例2「これからも、実践で身につけたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします」
例3「過信(かしん)せずに、これからも技術を高めていきたいと思っております。引き続きよろしくお願いいたします」
同じ会社の方から言われた場合は、どうでしょうか。
日本本社の出張者から言われた場合や、あなたが日本にお勤めであれば、他の部署や他の支店の方から言われた場合。その場合は、返答も違ってきます。
まずは、「ありがとうございます」と返しましょう。パート1は同じです。
状況や、相手との関係によりますが、パート2の説明は省き、聞かれたら答えるぐらいでよいと思います。
「ありがとうございます。まだまだ勉強中です」
「ありがとうございます。熟語を覚えるのが大変です」
「ありがとうございます。電話での会話は、まだ緊張します」
このように返答することで、相手もそれに応じて会話を返してくれますので、円滑なコミュニケーションにつながります!
